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台湾国内旅行は人気がない?

台湾のメディアで台湾国内旅行は現地の人にあまり人気がないという主旨の記事をよく目にします。

台湾の方々は海外旅行好きなイメージがあり、以前にも似たような記事や論説はあったと思いますが、最近はよく目につくのでなぜだろう?と思いいくつか読んでみました。

こちらの記事(中秋訂房率「創今年最低」,國旅被教訓了?業者搖頭揭3大原因:說國旅低迷太武斷)によると、中秋節の国内ホテル予約率が今年の連休の中で最も低かったそうです。

その原因として、海外旅行が解禁されたことや台湾国内のホテルは高すぎるといったことが推測されていますが、靜宜大學の観光学部黃正聰副教授曰く9月はそもそも旅行のオフシーズンだそうです。そのため、海外旅行が盛り返したことと国内旅行の相関性はあまり高くないのだとか。

しかし、こちらの記事(中秋雙十連假國人瘋出國 桃機每日平均11.5萬人次進出)では今年の中秋節国慶節あたりの出国人数は今年の他の連休より多かったそうなので、だったら今年は例外として本格的な海外旅行解禁による影響が大きいのではと思うのですが…。

台湾国内のホテルが高すぎる問題については、もう少し安ければ泊まるのか?というところ。いわゆるコストパフォーマンスに見合っていないので、非日常を味わうための旅行でそこにお金を払うのは気が乗らないというところかな?

こういう話題ではよく日本と比較されるのですが、それに対して旅行業者が「りんごとバナナを比べているようなものだ」と反論しているそうです(参考記事)。まあそうですよね。

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個人的に台湾のホテルがべらぼうに高いとも思わないのですが、台湾旅行では基本的に外で歩き回ることが目的なので、いつもなんとなく予算内でロケーションが許容範囲内のホテルを適当に予約しています。確かに一度か二度は想像と違ったことはありますが、価格に対して不満とまではいかないかな。外資系列もまあこんなものかなという感じ。

みなさんはどうですか?

 

この件に関しては、超主観的に 1. コロナ禍で国内旅行はある程度制覇した 2. 海外旅行が本格的に解禁された という2つの要素が重なったことが原因では?と勝手に勘繰っています。元々海外旅行が好きな印象があるので、コロナ前と同じように楽しめるとなるとそっちを選びますよね。

 

この話題と同時に、日本人が台湾に旅行に来なくなった!という記事もよく目にするのですが、また次回に。